NPO法人なみあい育遊会 新・浪合通年合宿わくわく日記

浪合通年合宿は、今年第31期です。山村留学の様子を毎日、お伝えします。

嗚呼、あの淵は甦ったのであろふか

<受付延長決定!>

合夏祭り打ち上げ花火ご寄付のお願いは こちら !!29日朝10時まで延長!よろしくお願いします。

・・・すでに多くの方からご寄付をいただきました。ぎりぎりまで受け付け期間を延長することにしましたので、みなさまのご厚意をお待ち申し上げております・・・

 

今日は午前中に小さな大掃除と部屋片づけをしました。

早めにお昼ご飯を食べて、午後は、川遊びに出かけました。

梅雨の合間の晴天が、週末に訪れた僥倖に感謝し、水着に着替えます。

「どこいくの?」

「恩田?」

「うわさに聞く関所??」

「まさか、瀬戸・・・?」

そこなんだけどね、みんな・・・。

今日は、御所に行ってみたいと思うんだ。

「ええ?恩田がいい~」

おっと、ここでリクエスト??今年の子は、川遊びというと恩田しかまだ行っていません。楽しかったのでしょう、川遊びといえば、恩田という回路ができているようです。

「ジツは・・・。数年前まで、川遊びというと、御所だったことが多かったんだ」

耳を傾けはじめたこどもたち。

「いい淵があってね。その上長い時間日当たりがいい。そこには大きな岩もあって、こどもたちはその岩から飛び込んだりしたもんだ」

ええ、いいなー

「でも・・・。数年前の台風の時、砂で埋まってしまってね。しばらく行っていない」

ふーん・・・。

「けどね」

??

「この間、御所の公園に草刈りに行ったときに、あるところから眺めてみると、なんだか、淵が復活していたようなんだよ」

へえ。

「で、今日はその伝説の淵を探しに行く」

おう!それはおもしろそうだ!!

 

・・・てなわけで、御所へGO!

車をとめ、川におり、淵を探して歩き始めます。

これは、今後他の川遊びポイントに行くにしても、ごろごろ石がころがり、時々川を横切って渡ったりすることがあるので、そのトレーニングも兼ねてたりします。

小さい子だと、おへそのあたりまで水にかかるところがあったり、

川底にすべすべの石があってすべりそうになったり。

自然は、人のために歩きやすくはしてくれません。人が、歩きやすそうなところを見つけて、歩くものです。歩きながら見て、考えて、感じて、判断して、そうして一歩を出していくのです。

お互いに手を差し伸べたり、アドバイスしたり。そうしてこどもたちと伝説の淵を目指します。

水は清く冷たく、でも空からふりそそぐ日の光が、僕たちに勇気と力をあたえてくれます。

いくぞ!

おう!!

を幾度か繰り返して、見えてきました、碧い淵が。

いくらか姿は変わっていますが、あの碧い淵です。たくさんの子どもたちの笑顔がはじけた、あの、淵です。

そこはかつてのように、こどもたちの身長よりかは深い淵になっていました。あの岩も、姿は変わっていますが、淵によりそうように、そこにありました。

川底の安全と、水深を見極め、みんなのライフジャケットのベルトと気持ちの引き締めをして、「いけそうな子は、飛び込んでごらん」の言葉を出しました。

そしたら。

とぶとぶ。

 

もちろん、浮き輪でのんびり組もいましたよ。

3時近くまでばっちり遊びました。

ずっとお日様の光があたっていて、気持ちいい時間でした。

よかった、よかった。

 

くずてつ



2004年からブログを続けています。2019年1月、ブログサービス乗り換えにより、「新」をつけました。