通年合宿の大型イベント、『木曽駒ケ岳アドベンチャーキャンプ』。
今回の登山は、小4~中1までの11名のセンター生と、指導教員2名、センター職員2名、リーダー2名での17名で行って来ました
木曽駒ケ岳登山を行う中、雄大な自然に心を震わす体験をすると同時に、仲間とやり抜く達成感を得る事。また、自然に対する好奇心を育て、その理解を図る事、そのために、「挑戦」「克服」「発見」をしようと初めに掲げました。
前日は、指導教員ガクチョウ、かのっちと、リーダーの、ちー・ぽりとの顔合わせ・自己紹介。しおりの読み合わせ。
行動班を発表。
1班:ぐるー、マスカット、あんどぅ、タンク、(ぽり)
2班:がっくん、ゆうくん、はっくん、(ぺー)
3班:あっちー、のんちゃん、まーちゃん、そら、(あずっぴ)
個人装備(寝袋やマット)や食料に加え、3つの班毎に、団体装備を分け、パッキングして行きます。すべての荷物を入れると40~50リットルのザックもパンパンです。
登山靴を履き、そんなザックを担いでみて、お試しで裏山に登ってみます!
歩けるかな~という不安そうな顔と期待が入り混じった表情をしていました。
夕飯は、親子丼。登山には参加しないえなっちも、たくさん手伝いをしてくれました。
夜は、ちーとぽりによるレクを楽しみました。
センターを6時に出発!
駒ヶ岳インター→菅の台→しらび平→駒ヶ岳ロープウェイと乗り継ぎ、スタート地点へ到着!
きれいに澄んだ青空と共に雄大な宝剣岳と緑のコントラストが目の前に現れ感動していました。反対側からは、南アルプスの山々と共に富士山も見えました。
去年来た子たちは、悪天候だった為、こんなに綺麗だったのかという声が聞こえます。
準備運動をして、ザックを担いで、登山開始です!!
慣れない重さに、なかなかしんどかったものの、声を掛け合い登って行きます。
休日で、日帰り登山の方もたくさんいて、とても賑わっていました。
道をゆずりあい、そんな方達とも声を掛け合います。
いいペースで"乗越浄土"まで登り切りました。休憩合せて、約1時間半かけて、よく頑張りました
宝剣山荘前にて、長めの休憩。
何もかもがおいしいです!
次は、中岳を目指して登ります
先ほどの高低差を思うと、気持ちが楽になります。
中岳2925mを通過!
約300m登り切りました!
初めての下りを始めると、今日泊まる"頂上山荘"前が見えて来ます!
カラフルなテントがとても綺麗でした。
テント泊される方が多いので、少しだけ休憩したらすぐに場所を取り、リーダーと子供たちは全部で3つのテントを設置しました。
形状は違うものの、チャリ部などでのトレーニングの甲斐もあり、スムーズな設置が出来ました。
荷物を置いて、山頂を目指します。
頂上小屋からは、約20分ほどの山頂2956mへハイキング!!
頂上の神社を参拝し、頂上のスペースをぐるっと回り、登ってきた宝剣岳方面らを眺めながらのんびりします。
明日通るコースから、テントへ。
そちら方面に回ると、”チングルマ”をたくさん観察できました。
夕方は、晴天が一転。
どんどん霧が出て来て風も寒くなりました。
夕飯は、クッカーでアルファー米とレトルトカレーを作りました
かなり寒かったので、夕飯があたたまりました
夜のつどいを予定していましたが、天候悪化の為、簡単に明日の予定を確認して、『パプリカ』を歌い、テントへと戻りました。
外の気温は、5度前後。テントの中は、9度前後でした。
寒かったです!!
夕焼け、朝の日の出時は、雲が多少はあるもののきれいな景色を見ることが出来、印象に残った子どもたちも多かったです。
朝です。
朝食は、各班テントやテント付近で食べました。
これまた、クッカーで沸かしたお湯で飲むスープが心も体もあたためてくれました。
準備運動をして、約7時間の山歩きの始まりです。
初めは、稜線を登ったり下ったり、荷物を持っての、岩肌の下りがなかなかに大変でした。
途中、1913.8.26に遭難事故があった”聖職の碑”の記念碑も見ました。
丁度前日であり、感慨深いものがありました。
後半は、標高が下がり、森林限界以下になり木々の中を歩きます。
オオバタケシマラン?ブルーベリーのような赤い実を食べたり、ハイマツ、ナナカマド、コマクサ(西駒山荘付近)などの自然も発見できました。
頂上山荘キャンプ場→西駒山荘 2時間54分
西駒山荘→大樽避難小屋 2時間10分
大樽避難小屋→登山口 1時間50分
最後の最後は、足の痛みに耐えながら、あと何回カーブでおわり~??と頑張りました。
迎えに来てくれたくずてつと合流
駒ヶ根インターの、こまくさの湯に寄り、センターに戻りました。
団体装備、個人装備、ゴミの片付けをして、「終わりの会」
終わりの会には、山には登らなかった3人も一緒に参加して、通年合宿の2学期を共に共有しました。
ガクチョウからは、ロープウェイのない時代に、たくさんの人がこのルートを登り同じような景色を見たんだろうね。という言葉。
かのっちからは、山に登って、自分のできること・できないことの発見をして、それらを生かしてください。という言葉を頂きました。「365日の紙ヒコーキ」「パプリカ」をみんなで歌いました。
おつかれさまでした!!!!
本当によくがんばりました!!!!
ぺー