今日は冬山ハイクということで、スノーシューをはいて、蛇峠山に登ってきました。
スノーシューとは、下の写真のようなもので、西洋かんじきともいいます。日本のかんじきにくらべて圧雪する部分の面積が大きく、雪に沈みにくいのが特徴です。
登山靴や冬用長靴に装着して、ストックを持って歩きます。いまや、テレマークスキーをおさえて、オフ ザ ピステ(スキー場以外)での第一スノーアイテムになっているのではないでしょうかね。滑ることを放棄したかわりに、抜群の安定を手に入れています。だれにでもすぐ扱えるようになる、というところも魅力ですね。比較的安価だし。
今朝は9時半に出発確認をし、9時45分に出発。車で治部坂別荘地の最上位まで行き(そこまでしかいけません)、そこでスノーシューを装着します。
準備万端な感じのこどもたち↑
そこから歩き始めます。雪がなければ山頂まで1時間前後、なんですが・・・
雪が結構あるのと、ふなれなスノーシュー、さらに登りということで、意外に時間がかかります。
だいぶお疲れな休憩タイムー
それでも休憩のときは、雪のソファーでくつろいだり
にこにこおやつをほおばったりで楽しいものです。
快晴の上、気温も氷点下ではなかったので、登り続けると「あついー」という声が出てくるくらいでした。
ぐいぐい登ります。北西の方角には、御岳や乗鞍岳がはるかむこうに望めます。
こちらは山頂。ころんで立てなくなってしまった子をストックをつかって助けていますが、そのむこうに見えるのは、南アルプスです。
山頂でパンとあったかいココアの昼食をとり、景色を楽しんだり雪上相撲したり(笑)、ごろごろしたりして記念撮影(本日1枚目の写真)をし、下山。
行きは幅のある林道を歩きましたが、できるだけ帰りは山道を選択し、スノーシューのくだりの楽しい感覚を感じてもらいました。
うまくいかなくて転ぶこともありますが、雪がふかふかなのでたいして痛くありません!
時には道なき道を進む、という雪山も醍醐味を味わったり、かなりの斜度の面を尻そりで滑り降りたりしました。楽しい~!!
遊びすぎで予定より1時間以上長く山にいました。
例年2月に行ってきた活動ですが、天気がよくて雪のコンディションがいい日は限られますし、スキー検定の準備などもある2月より1月にできた方がいいかなと思い、この3連休の活動に位置付けました。楽しい冬山ハイクになってよかったです。
くずてつ