NPO法人なみあい育遊会 新・浪合通年合宿わくわく日記

浪合通年合宿は、今年第31期です。山村留学の様子を毎日、お伝えします。

飯伊森林組合の工場見学(木の学習会)

飯伊森林組合のプレカット工事(製材所)へ、
工場見学に行ってきました!
浪合でいつも木や森の学習会をしてくださるMさんの紹介で連れて行ってもらいました。

プレカット工場に到着すると、
所長さんが案内してくれました。

山で切られた木材が運ばれてくる場所です。
ここでは木の市が行われており、
入札された木には札がつけられていました。

たくさんの積まれた木が、崩れてこないか気を付けながら見ていました。

製材所では
木の皮をむいて、四角柱の状態にカットしてカンナがけをします。これも全部機械作業です!上から、一瞬でカットされる木を見ました。

カットされたばかりの木材を触ったり匂ったりしてみました。

「木のいい香りがする!」「きれいにまっすぐ切られてるね。」

きれいな状態になった木材は
乾燥室に入れて乾燥させます。

そして、建物に使う用に細かくカットします。
ここの現場には人が全く居なくて、全自動でカット作業が行われていました!

しかし、どうしても機械でできない作業は、職人さんが最後に手作業で仕上げをしているそうです。大きな木材でも、人の手が必要な繊細な作業が大切なんですね。

 

質問タイムでは…

T君「どうして乾燥させなくちゃいけないんですか」

→「乾燥させないと、木材がまがったり割れたりしてしまうからです。」

 

Tさん「一日にどれくらい加工していますか?」

→「一日300本を最大加工出来ます。家が1軒建つくらいの木材を加工しています。」

 

Yさん「プレカット工場は日本にどれくらいありますか?」

→「全国ではわからないけど、長野県だけでも10か所ほどあります。」

などなど、一人一つずつ質問し、山の樹木が木材になるまでについて詳しく学ぶことが出来ました。

お土産に端材をたくさんもらってきました。大きな木材を抱えたり、小さなものをリュックにパンパンに詰めたりしていました…!

 

PS.帰りに踏切で飯田線の電車が通り、鉄道好きのK君は特に目がキラキラでした!

 

ぴっぴ

2004年からブログを続けています。2019年1月、ブログサービス乗り換えにより、「新」をつけました。