飯伊森林組合のプレカット工事(製材所)へ、
工場見学に行ってきました!
浪合でいつも木や森の学習会をしてくださるMさんの紹介で連れて行ってもらいました。
プレカット工場に到着すると、
所長さんが案内してくれました。
山で切られた木材が運ばれてくる場所です。
ここでは木の市が行われており、
入札された木には札がつけられていました。
たくさんの積まれた木が、崩れてこないか気を付けながら見ていました。
製材所では
木の皮をむいて、四角柱の状態にカットしてカンナがけをします。これも全部機械作業です!上から、一瞬でカットされる木を見ました。
カットされたばかりの木材を触ったり匂ったりしてみました。
「木のいい香りがする!」「きれいにまっすぐ切られてるね。」
きれいな状態になった木材は
乾燥室に入れて乾燥させます。
そして、建物に使う用に細かくカットします。
ここの現場には人が全く居なくて、全自動でカット作業が行われていました!
しかし、どうしても機械でできない作業は、職人さんが最後に手作業で仕上げをしているそうです。大きな木材でも、人の手が必要な繊細な作業が大切なんですね。
質問タイムでは…
T君「どうして乾燥させなくちゃいけないんですか」
→「乾燥させないと、木材がまがったり割れたりしてしまうからです。」
Tさん「一日にどれくらい加工していますか?」
→「一日300本を最大加工出来ます。家が1軒建つくらいの木材を加工しています。」
Yさん「プレカット工場は日本にどれくらいありますか?」
→「全国ではわからないけど、長野県だけでも10か所ほどあります。」
などなど、一人一つずつ質問し、山の樹木が木材になるまでについて詳しく学ぶことが出来ました。
お土産に端材をたくさんもらってきました。大きな木材を抱えたり、小さなものをリュックにパンパンに詰めたりしていました…!
PS.帰りに踏切で飯田線の電車が通り、鉄道好きのK君は特に目がキラキラでした!
ぴっぴ