NPO法人なみあい育遊会 新・浪合通年合宿わくわく日記

浪合通年合宿は、第33期を迎えました!山村留学の様子を毎日、お伝えします。

#つーねんまわりの鳥~ちゅんちゅん日記~

早速すんません、今日はちゅんちゅんものじゃないです。花と、ちょうちょです。

今日は、学童担当のくずてつでした。

午前中はお掃除タイムして、宿題タイムして、天気がめっちゃいいので川遊びに行って。

お昼は鶏肉とピーマン(センター産)のカレー炒めが主菜、ミニトマト(もちろんセンター産)がたくさんとれたので、湯剥きしてミキサーしてズッキーニ入れてコンソメで整えたトマトスープにし、副菜はきゅうり(当然センター産)とジャコのさっぱり漬物、大根葉(くずてつんち産)とジャコと山椒の実の甘辛炒めで楽しみました。

で、ですね。

午後は宮之原にお花観察ツアーに出かけたわけです。

冒頭の写真は、ヤマユリをじっくり見るの図。ユリの仲間でも最大種だけあって迫力すら感じる大きさです。

花からは甘いかおりがしっかりします。10メートルくらい離れていてもわかることがあります。背が高く花も大きいので、とにかく目立ちます。その上香りも強いので、みつけるのは容易でしょう。宮之原の名所、摩利支天へ至る山道の入り口にたくさん咲いています。

ヤマユリは鱗茎が食用になります。なのでリョウリユリ、なんて別名もあるそうです。

続いて1~200メートル神社に向かうと、右手にオレンジ色の花の群生に出会います。

これはオニユリコオニユリか。うーむ。

とにかくたくさんあります。

調べてみると、オニユリコオニユリも見た目はほぼいっしょ。コオニユリの方が小さめってことですが、小さい大きいで植物を見分けるのは難しい。個体差もあるし、成長過程のどこにあるかでも大きさは変わります。日当たりで大きさが変わることもありますよね。

決め手はないか、とさらにこどもたちと調べると、ありました、確かな決め手。

葉っぱの付け根にムカゴ(球状の萌芽のようなもの)をつけるのがオニユリ。つけないのがコオニユリ。花が咲いている時期でもムカゴはつくようだ。なら調査!!

ここ一帯にあるオレンジ色の花は、ムカゴをつけているのでしょーか!!?

10人のこどもたちは熱心に見て回ってくれました。で、結論は・・・

「ムカゴはひとつも見つけられなかった」

ということでした。となると、この一帯の花はコオニユリ、ということになりますかね。

記念写真とってると、そのうしろに黒いちょうちょがひらひらと。

カラスアゲハかな、そう思って追いかけてみると、コオニユリの花に着地して蜜を吸い始めたようです。そうっと近づいてシャッターをパシャパシャ。

モニターで確認してびっくりしたのは、羽根のぼろぼろさ加減です。厳しい日々を超えてきたんだなあと感無量。生き物の宿命、自分のDNAを次世代に送ること、に必死に取り組み、もう生命がいつ尽きるのか、という状態でも生きることを必死にやってます。

もうひとつ、羽根や腹についている花粉!しっかりついてます。これが、蜜を吸うたびコオニユリの受粉をすすめるのでしょう。コオニユリの次世代をつくる戦略にはまっているカラスアゲハという図式が浮かびあがり、生きもののしたたかさや多様性を感じる一瞬でした。

「自分らしく生きる」ってどういうことなのか、自然界の生命の営みを見るとなんだかなあと考えてしまうことがあります・・・。

 

そこの広場から2-30メートルのところに、別のオレンジの花が咲いていました。

こちら、ヤブカンゾウですかね。

かつてはユリ科とされていましたが、違ったようです。

DNA鑑定の結果ススキノキ科ワスレグサ属ということが判明したそうです。最近の話しです。2022年ころから更新がとまっているサイトなどを見ると、「ユリ科」のままだったりしますので、最近具合がわかっていただけると思います。

けど、ヤマユリと同じように地下茎が食べられるだの、薬になるだの。

ユリ科と思われてきたのもうなずけるかもですね。

くずてつ

2004年からブログを続けています。2019年1月、ブログサービス乗り換えにより、「新」をつけました。